神戸新聞社「マイベストプロ神戸」コラム(第11回)
神戸新聞社・マイベストプロ神戸でコラムを書かせていただいています!
第10回は「4C ダイヤモンドのカット」について。
第4回のコラムで「ダイヤモンドの4C+α」について簡単に書かせていただき
ましたが、本当に説明だけになってしまったので補足と質屋的な見解も加え、
4回に分けて書かせていただこうと思います。質問もお気軽にどうぞ(^^
「ダイヤモンドの4C+α」について書かせていただいたコラムはこちら ↓
http://pro.mbp-kobe.com/pawn-fujii/column/10242
4Cコラム、3回目は「カット」です。
グレーディングレポートをお持ちの方は「カットの等級(カットグレード)」という
項目をご覧ください。「Excellent~Poor」の5つにランク分けされています。
これらが表記されるのは、皆さんがダイヤモンドと聞いて思い浮かべる丸形、
「ラウンドブリリアントカット」の場合です。ハート型や涙型などの場合、当項目は
除かれることを覚えておきましょう。
Excellent
Very Good
Good
Fair
Poor
上に挙げたカットグレード、それらが意味するものは「どれだけ正確にカットされて
いるか」ということを示しています。ダイヤモンドの輝きとは、真上から入った光線が
内部を反射して再び上面へ戻ってくることと言われています。この「輝き」を最大限に
出すためには、計算し尽くされた最高のプロポーションである必要があります。それが
カットグレードとして分類されているというわけです。ここでは鑑定の基準については
割愛させていただきますね。話せば長くなりそうなので...。
さて、ここで質屋流?低予算で1ランク上に見えるダイヤの選び方「カット編」。
前回までの「カラー」「クラリティ」のコラムでは上手にグレードを下げて選びましょうと
書きました。そこで予算を下げた分を使っていただきたいのが「カットグレード」です。
ダイヤモンドの輝きというのは、ごまかしの利かない部分。ダイヤモンドを見たときに
第一声に「わぁ、綺麗!」と声を上げるのは、その輝きに魅せられるからです。そこで
私がオススメするグレードは「Very Good」以上。少しでも大きなダイヤモンドが良いと
いう場合は「Good」、妥協して「Fair」という流れで接客をさせていただいております。
「研磨技術があるなら全てExcellentにすればいいのに...」という声も出てきそうですが、
これについては「売れる値段」が関係してきます。ダイヤモンド原石を研磨するときに、
技術者は「いかに大きなダイヤモンドに仕上げるか」ということも考えています。
カットグレードを妥協してでも原石を最大限使って大きくカットする場合や、原石中に
どうしても避けたいインクルージョン(内包物・キズ)があった場合など理由はさまざま。
そのへんのバランスを考えながら生産されるので5つのグレードが存在しているのです(^^
実は「カット」は単純に輝きに作用するだけでなく、プロポーションによっては最後の
Cとして説明させていただく「カラット」と「見た目の大きさ」に大きく影響してきます!!!
これについては次回のコラムで書かせていただくことにします。
※何度も書きますが、ダイヤモンドはグレードが全てではありません。 あくまでも
グレードは石の個性。宝石選びは出会いと同じ。必ずしも 「最高=最良」「最低=
最悪」ではないということを頭に置いて、ショッピングをお楽しみください!
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